マイコンを利用して自動計測制御

 マイコンを利用して自動計測制御をする場合、ちょっとした変更でも自力で行うには相当の知識と技術が必要です。

 その反面、マイコンを使えば価格を抑えることや、秘密を守りやすく、大量生産した場合の単価を安くすることが可能です。

 マイコン自体の単価は数十円~数万円ですが、スマホに使われている程度の性能のマイコンであれば1万円以内で調達できます。

マイコンを使って計測データをSDカードに記録するデータロガーの例

マイコンを使った計測制御の利点

 上の写真のようなマイコンを使った計測制御であれば、材料費はセンサーを別にすれば数千円で実現できます。

マイコンを使った計測制御の欠点

マイコンを使った計測制御ではプログラム言語の知識が不可欠

 マイコンを使った計測制御では、プログラムを作ったり変更したりするのに「C言語」などのプログラム言語の知識と経験が必要で、この知識を得るためには一般的に「コンピューター専門学校」などに2年程度通って知識を得て、3年程度の実務経験が最低でも必要になります。

マイコンを使った計測制御では電子回路の知識が必要

 シーケンサーを使えば、センサーやリレーなどの入出力は、基本的にねじ止めしたり、圧着したりするだけで使えますので、基本的には簡単な電気回路の知識があればほとんどの場合は十分です。

 電気回路の知識といっても、高校物理程度の知識があれば、数年の実務経験を積めばたいていの計測制御は可能ですが、マイコンを使った計測制御の場合は、基本的にマイコンの入出力は5VのTTLレベル(高性能なマイコンは3.3Vが多い)なので、一般的なセンターやリレーやモーターなどを繋ぐ場合、レベルコンバータやドライバーICなどの電子回路の知識が必要になります。

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